2007年 01月 14日
となり町戦争 |
ひさびさに何の予定もない週末。
意欲的に家に篭ろうと思ってはいたものの、
さすがにすこしは出かけようかなとぼんやり思う日曜の朝。
起き抜けに、このまえ古本屋でみつけた「となり町戦争」
コーヒーを飲みながら一気に読んで、気持ちが沈む。
そして否がおうにも年末のテロを思い出し、腰抜けになる。
小説は、ある日始まったとなり町との戦争。
目的がはっきりしないまま、戦争中との実感もなく、
ただ戦死者の文字を得る主人公。
「戦争」にリアリティを感じられないリアル。
たんたんと僕の目から語られる現実は、とても奥深い。
年末に起こったバンコクの爆破テロ。いまだ犯人はつかまらず、
ニュースでもほとんど報道されない。
インドで知ったときは、ほんとに怖かったけど、帰ってきてみたら
町は平然としてる。でも実際に、人が3人も死んでいる。
会社でも大使館からの注意の情報は流れるけど、実際は
誰もあたしたちを守ってくれないし、無差別テロは予測不可。
日本にいたときよりは明らかに感じるリアル。
それでも意識しない限り、日常の中にリアルは忘れられていく。
「自分の身には降りかからない」という変な自信さえ持ってしまう。
でもきょうは、この小説のおかげでなんだか怖気づいてしまって、
急用もないのに人込みに行くのはやめようと、すっかりとじこもりを決意。
たまっている本やDVDを友にする時間。
自分の臆病さをたまには尊重して、ゆっくりを楽しむ週末。
意欲的に家に篭ろうと思ってはいたものの、
さすがにすこしは出かけようかなとぼんやり思う日曜の朝。
起き抜けに、このまえ古本屋でみつけた「となり町戦争」
コーヒーを飲みながら一気に読んで、気持ちが沈む。
そして否がおうにも年末のテロを思い出し、腰抜けになる。
小説は、ある日始まったとなり町との戦争。
目的がはっきりしないまま、戦争中との実感もなく、
ただ戦死者の文字を得る主人公。
「戦争」にリアリティを感じられないリアル。
たんたんと僕の目から語られる現実は、とても奥深い。
年末に起こったバンコクの爆破テロ。いまだ犯人はつかまらず、
ニュースでもほとんど報道されない。
インドで知ったときは、ほんとに怖かったけど、帰ってきてみたら
町は平然としてる。でも実際に、人が3人も死んでいる。
会社でも大使館からの注意の情報は流れるけど、実際は
誰もあたしたちを守ってくれないし、無差別テロは予測不可。
日本にいたときよりは明らかに感じるリアル。
それでも意識しない限り、日常の中にリアルは忘れられていく。
「自分の身には降りかからない」という変な自信さえ持ってしまう。
でもきょうは、この小説のおかげでなんだか怖気づいてしまって、
急用もないのに人込みに行くのはやめようと、すっかりとじこもりを決意。
たまっている本やDVDを友にする時間。
自分の臆病さをたまには尊重して、ゆっくりを楽しむ週末。
#
by youki-maenum
| 2007-01-14 23:51